大手コンビニ 営業再開店舗増も 一部で休業や配送遅れる

大手コンビニエンスストアは、営業を再開する店舗が増えていますが、一部では休業や配送の遅れなどの影響が続いています。

▽コンビニ大手3社の中で石川県内の店舗数が最も多いファミリーマートは、5日午前8時時点で臨時休業しているのは、石川県の26店舗と富山県の1店舗としていましたが、被害の影響などで再び臨時休業に戻すところも出ているということです。

また、道路の通行止めなどの影響で商品の配送にも一部、遅れが続いているとしています。

会社では、トラックによる配送が難しい石川県の穴水町にある「穴水川島店」「穴水インター店」の2店舗を対象に、営業車を使ってパンや水、カップめんなどをピストン輸送する対応を5日から始めることを決めました。

準備ができしだい順次、営業を再開させるということです。

▽セブン‐イレブンは、4日夕方時点で七尾市の2店舗が臨時休業していましたが、このうち1店舗が営業を再開したということです。

臨時休業は、七尾市の1店舗のみとなっていて、商品の配送については、高速道路の通行止めの解除などに伴って、通常の状態にほぼ回復したとしています。

▽ローソンは、臨時休業していた店舗で営業時間を短縮するなどして再開を進めています。

このうち、富山県内では4日時点で臨時休業する店舗がなくなりました。

石川県内では、七尾光陽台店と七尾小島町店、恵寿病院店、それに羽咋中央町店で4日までに営業を再開しました。

加えて、5日朝から中能登町の鹿島徳前店で営業を再開したということです。

臨時休業が続いているのは、午前9時時点で七尾市の2店舗と、志賀町の1店舗となっています。