国民 玉木代表 “ほかの野党とよく連携し政治改革を”

自民党の派閥の政治資金パーティーをめぐる問題で、国民民主党の玉木代表は年頭の記者会見で、「自民党には自浄作用が期待できない」と述べ、ほかの野党と連携して政治改革を進めていきたいという考えを示しました。

この中で玉木代表は自民党の派閥の政治資金パーティーをめぐる問題について、「二度とあってはならない事案だが、自民党には自浄作用が期待できない。ほかの野党とよく連携しながら、必要な政治改革を進めてまいりたい」と述べました。

そのうえで、政治資金規正法の虚偽記載と不記載の罪は会計責任者が処罰の対象になっており、政治家を加えるよう法改正を目指す考えを示しました。

一方、立憲民主党の泉代表がほかの野党と協力して、実現する政策課題を明確にした新たな政権の樹立を目指していることについて、「政権を担うには、安全保障やエネルギー政策、憲法といった国家運営の基本的な柱となる政策で一定の一致が必要だ。立憲民主党は党の考え方をまず整理することが政権を担う第一歩になり、泉氏のリーダーシップに期待したい」と述べました。

大地震 「1人でも多くの命を救えるよう全力で」

今回の大地震を受けて国民民主党は4日午前、国会内で玉木代表や榛葉幹事長らが出席して災害対策本部の会合を開ました。

冒頭、玉木氏は「被災地では雨が降って気温も下がり、土砂災害など二次災害も懸念され、大変な厳しい状況になっている。1人でも多くの命を救えるよう、党としても全力で取り組みたい」と述べました。

そして、党の石川県連に所属する地方議員らからオンラインで、被害の状況や必要な物資について聴き取りを行いました。

また、SNS上で事実に基づかない偽の情報も拡散しているとして、党として国民に正しい情報の発信を呼びかけていくことを確認しました。