テニス 大坂なおみ プリシュコバに逆転負け 復帰2試合目

テニスの女子元世界ランキング1位で、出産を経ておよそ1年3か月ぶりにツアー大会に復帰した大坂なおみ選手が、2回戦で元世界ランキング1位のカロリーナ・プリシュコバ選手と対戦し、セットカウント1対2で逆転負けしました。

四大大会を4回制した26歳の大坂選手は、2023年7月に第1子の女の子を出産後、1月に開幕する全豪オープンへの出場を見据えて、オーストラリアのブリスベンでおよそ1年3か月ぶりにツアー大会に出場しています。

復帰初戦の1回戦をストレート勝ちした大坂選手は、3日の2回戦で、元世界ランキング1位で四大大会を2回制したチェコのプリシュコバ選手と対戦しました。

大坂選手は、第1セットの第6ゲームで粘り強くボールを拾い、鋭いフォアハンドのショットを厳しいコースに決めてブレークに成功し、このセットを6-3で取りました。

しかし、第2セットはタイブレークの末、6-7で落とし、最終の第3セットは粘りを見せましたが、相手に主導権を握られて4-6で落として、セットカウント1対2で逆転負けしました。

大坂選手は敗れたものの、復帰2試合目で、合わせて14本のサービスエースを決め、持ち味の強烈なサーブを随所に見せました。

大坂選手は、1月14日に開幕する全豪オープンで四大大会に復帰する予定です。