【詳細】ロシア ウクライナに軍事侵攻(1月3日の動き)

ロシアによるウクライナに対する軍事侵攻が続いています。

ウクライナの各地でロシア軍とウクライナ軍が戦闘を続けていて、大勢の市民が国外へ避難しています。戦闘の状況や関係各国の外交など、ウクライナ情勢をめぐる3日(日本時間)の動きを随時更新でお伝えします。

(日本とウクライナとは7時間、ロシアのモスクワとは6時間の時差があります)

ロシア軍 キーウなどに大規模攻撃 2日はミサイル99発

ウクライナ軍のザルジニー総司令官は、2日の攻撃について、ロシア軍が35機の無人機に続いて巡航ミサイルなど99発のミサイルを使って攻撃を仕掛け、このうち無人機すべてとミサイル72発を迎撃したと発表しました。

この攻撃で首都キーウでは、1人が死亡したほか、東部の都市ハルキウで2人が死亡するなど合わせて5人が死亡し、100人以上がけがをしました。

キーウ中心部にある9階建ての集合住宅の建物では攻撃によって火災が発生し、消防隊員が消火にあたっていました。

この住宅に住む45歳の男性は「仕事に出かけようとした時、爆発音が聞こえたので自宅に戻り、妻と浴室に避難した瞬間、大規模な爆発が起きました。ただただショックです」と話していました。

今回の攻撃ついてロシア国防省は、標的は軍事工場だったと発表しましたが、ゼレンスキー大統領は「攻撃の大部分が民間施設をねらったものだった」と非難しました。

ロシア ベルゴロド州知事 “ウクライナ軍の砲撃で1人死亡”

ウクライナと国境を接するロシア西部ベルゴロド州の知事は2日、ウクライナ軍の砲撃で、1人が死亡し、4人がけがをしたと発表するなどウクライナ側もロシア領への攻撃を続けています。