石川 珠洲市 一部が孤立状態 瓦で道路に「SOS」の文字を作る

石川県珠洲市の沿岸部にある高屋町では、今回の地震で周辺の道路が寸断されたため、一部が孤立状態となっています。

住民によりますと、高屋町の数十人は自宅が被災し、避難所となっていた寺も倒壊したため、近くに車を止めて、車内で過ごしているということです。

今のところ体調を崩した人はいませんが、今夜もエンジンをかけて寒さをしのぎながら車で夜を明かすとしていて、燃料のガソリンがなくなることを心配しています。

住民たちは地震で割れた瓦で道路に「SOS」の文字を作って助けを求めています。

住民のひとり、番匠さとみさんは「ガソリンが足りない車が増えてきているのでガソリンを制限しながら車の中で生活しています。支援が必要です」と話していました。