イスラエル軍 中部難民キャンプなどに激しい攻撃 70人死亡か

イスラエル軍とイスラム組織ハマスが衝突を続けるパレスチナのガザ地区では、2日にかけてもイスラエル軍が中部などで激しい攻撃を続け、70人が死亡したと伝えられるなど、犠牲者の数は増え続けていて、状況は悪化の一途をたどっています。

イスラエル軍は2日にかけてもガザ地区の各地で攻勢を強め、このうち、南部のハンユニスでは、ハマスが大量の武器を保管し、作戦の指揮をとっていた拠点を攻撃したほか、北部のジャバリアでは、ハマスの戦闘員数十人を殺害したなどと主張しました。

一方、中東の衛星テレビ局アルジャジーラは、中部では難民キャンプなどがイスラエル軍による集中的な攻撃にさらされ、24時間で70人が死亡したほか、南部のハンユニスなどでも激しい攻撃が続いているなどと報じています。

ガザ地区の保健当局によりますと、1日までに2万1978人が死亡したということで、犠牲者の数は増え続けていて、状況は悪化の一途をたどっています。

ガザ地区では住宅の7割近くが被害を受けたとする分析もあり、寒さの中、住民が雨風をしのぐ場所の確保が急務となっています。

パレスチナ赤新月社などは南部のハンユニスで避難民が身を寄せるテントを設置する作業を進めていますが、現地の保健当局は食料の不足に加え、感染症も広がっているとしていて人道状況も日増しに悪化しています。