SNSで地震や津波の偽情報が拡散 冷静な対応を

今回の地震や津波に関連して、NHKの取材班で旧ツイッターのXの投稿を確認したところ、実際の被害とは異なる救助の要請や過去の災害の動画を使った偽情報などが多く出ていることが分かりました。

偽情報が広がると、被災地での救助活動が妨げられて命にかかわる事態になるおそれもあるため、感情を揺さぶられるような情報や動画を見かけても安易に拡散しないなど冷静な対応が必要です。

実在しない住所や無関係の画像で救助求める偽情報

1日午後4時すぎに石川県の能登地方で最大で震度7の揺れを観測した地震の直後から、Xでは被災地の様子だとする動画や倒壊した家屋に閉じ込められているとして、救助を求める声などが多く投稿されました。

実際の被害や救助要請が投稿された一方、中には実在しない住所や無関係の画像を投稿して救助を求める偽情報や東日本大震災の津波の動画を今回の地震による津波だとする偽情報の投稿が拡散していて、100万回以上閲覧されたものもありました。

被災者を装って募金呼び掛ける投稿も

また、地震の原因や石川県輪島市の火災の原因、それに北陸電力の志賀原子力発電所の状況について、根拠のない情報を広げている投稿や、被災者を装って電子マネーで募金を呼び掛けているアカウントも確認されています。

安易に拡散せず情報源を確認するなど冷静な対応を

多くの人が情報を求める災害時には偽情報が広がりやすく、被災地で情報が錯そうすることで救助活動が妨げられて命にかかわる事態になるおそれもあるため、感情を揺さぶられるような情報や動画を見かけても安易に拡散せず、情報源を確認したり、行政や報道機関の情報を調べたりするなど、冷静な対応が必要です。