社会

【詳細】空港事故 日本航空が会見「通常どおり滑走路進入」

日本航空は2日夜、国土交通省で記者会見し、今回の事故について、旅客機は滑走路に通常どおり進入し、通常どおりの着陸操作を開始したという認識を示した上で事故に至った詳しい状況については調査中だとしています。

目次

青木紀将常務執行役員「経営への影響ある」

日本航空の青木紀将常務執行役員は、今後の経営への影響について問われたのに対して、「経営に対する影響はもちろんある。ただ、機体の減価償却の額などは確認中なので、具体的には申し上げることはできない」と述べました。

あす以降の運航「影響及ぼさないように」

日本航空の青木紀将常務執行役員は、記者会見で3日以降の運航について、「できるだけ影響を及ぼさないようにしたい。路線、便数の具体的な対応については計画している最中なので、またあす以降、具体的にご案内させていただきたい」と述べました。

乗員から事故状況聞き取り「通常どおり着陸操作を開始後 衝撃」

日本航空の堤正行常務執行役員は、乗員から聞き取った事故の状況について、「今、鋭意聞き取り調査中だ。滑走路に通常どおり進入し通常どおりの着陸操作を開始したところ衝撃があって事故に至ったことは確認しているが、それ以上の詳しいことは調査中だ」と述べました。
また、海上保安庁の航空機を認識できていたか問われたのに対し、「調査中だが、私の認識では認識できていない」と述べました。

「全員脱出 1人1人のけがの状況 確認している最中」

日本航空の青木紀将常務執行役員は、海上保安庁の航空機と衝突した旅客機は「計画だと15時50分千歳発、到着が17時35分。実際に千歳空港を出発したのが16時15分。羽田空港に着陸したのが17時46分という記録だ」と述べました。
そのうえで、「367人の乗客、乗員12人、あわせて379人は事故直後から全員機材から脱出をし、18時5分にランプ内の安全な場所に避難しました。今現在1人1人のけがの状況を確認している最中です」と述べました。

「管制との通信は事故原因の根幹 申し上げられず確認中」

日本航空の青木紀将常務執行役員は、事故が起きた場所について「滑走路上という認識で今現在ではいる。ただ着陸許可が出ていたかや管制との通信については事故原因の根幹に関わることなので、今のところ申し上げられず、確認中だ」と述べました。その上で「通常であれば着陸許可が出ていたと考えるが、原因追及は運輸安全委員会で客観的にしていただく必要があり、ここで断定的な話ができないことをご容赦いただければ」と述べました。

日本航空「ご迷惑とご心配おかけしたことをおわび」

日本航空の青木紀将常務執行役員は、記者会見の冒頭で「お客様、関係の皆さまに多大なご迷惑とご心配をおかけしたことをおわび申し上げます。海上保安庁の機材に乗られた方、お亡くなりになった方のご冥福をお祈りするとともに、ご遺族の皆さまにお悔やみを申し上げます」と述べました。

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