気象・災害

北陸新幹線 富山~金沢駅間で約1400人が車内に取り残される

JR西日本によりますと、北陸新幹線は1日夕方から長野駅と金沢駅の間で終日、運転を見合わせました。2日も、この区間で始発から正午ごろまで運転をとりやめるとしています。

このため富山駅と金沢駅の間では列車4本が止まったままで、いまも車内に乗客あわせておよそ1400人が取り残されているということです。

このうち2人が発熱を訴えていますが、症状は軽いということです。

列車内は電気や暖房が使えるほか、JRの従業員が車で現地に向かって食料を届けたということです。

車内のNHK記者 「余震の影響でなかなか眠れず」

地震の影響を受けた金沢発、東京行きの北陸新幹線に乗車しているNHKの記者によりますと、車両は地震から8時間以上たった2日午前0時半現在も新高岡駅と富山駅の間に停車しているということです。

車両の中には座席の8割ほどの乗客がいて、緊急地震速報や余震のたびに不安そうな声があがっていたということです。

また、1日午後8時前の車内アナウンスでは点検が終わり次第、富山駅まで移動して停車し、翌日までホテルの代わりとなる予定だと説明したということですが、車両はいまも同じ場所に停止しているということです。

乗客には1日午後11時半ごろに水やパン、おにぎりなどの食料が配られましたが、乗客は疲れているせいか、車内で眠っている人も多くみられるということです。

車内の様子について、「新幹線の車内には子連れの家族や高齢者がいて、余震で揺れたり緊急地震速報が流れたりするたびに子どもが泣き出しています。また、車内の人は余震の影響でなかなか眠れず、心身共に疲れているような印象です。車内販売も休止していたので食料や水を配ってもらって非常に感謝していますが、この後どうなるのか不安です」と話していました。

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