気象庁 再び会見「津波警報解除まで安全な場所に」

気象庁は1日午後9時半から再び会見を開き、能登半島で続く地震活動や津波の状況、警戒すべき点などについて説明しています。

「警報解除されるまで安全な場所に」

気象庁の下山利浩地震情報企画官は「津波警報を発表している。大きな津波が観測されていて、津波による被害のおそれがあります。沿岸部や川沿いにいる人は警報が解除されるまで安全な場所から離れないでください」と述べました。

また「揺れの強かった地域では、家屋の倒壊や土砂災害などの危険性が高まっているため、今後の地震活動や雨の状況に十分注意し、1週間程度、特に2、3日の間は最大震度7の揺れを伴う地震に注意してほしい。この地域では、3年以上地震活動が続いていて、当面、継続すると考えられるので引き続き注意してほしい。今回の地震による揺れは従来より広範囲に広がっている」と呼びかけました。

気象庁会見 ノーカット動画(34分45秒 データ放送ではご覧いただけません)