【動画】令和6年の初日の出 ショート動画で紹介

元日の朝、各地で初日の出が見られました。全国で多くの人たちが新たな年への誓いを立てていました。

富士山 山頂に太陽が輝く「ダイヤモンド富士」

午前7時前、NHKのヘリコプターが富士山の上空、高度4000メートル付近で初日の出を撮影しました。

富士山の上空には青空が広がり、太陽の光が雪化粧をした富士山を照らしていました。

富士山のふもとにある山梨県の施設には多くの人が訪れて頂上付近で太陽の光が輝いて見える「ダイヤモンド富士」の初日の出を楽しみました。

富士山のふもと、山梨県の富士河口湖町にある観光施設にはおよそ2000人の観光客が集まりました。

1日朝の富士河口湖町の最低気温は2.9度と4月中旬並みの気温でしたが、風速10メートル以上の風が吹きつけ、集まった人たちはダウンジャケットを着たり、毛布にくるまったりして、寒さをこらえながら、初日の出を待っていました。

そして午前8時ごろ、富士山の頂上から太陽が顔を出してまばゆい光を放つ「ダイヤモンド富士」が姿を現すと、訪れた人は歓声を上げたり、一瞬の美しさを写真に収めようと一斉にカメラのシャッターを切ったりしていました。

静岡県から訪れた20代の女性は「待っている間はとても寒かったですが、太陽が出てきたときにはそれまでの寒さが一気に吹き飛ぶくらいきれいでした。素晴らしい初日の出が見られたので、新しい気持ちで頑張りたいです」と話していました。

千葉 銚子「日本でいちばん早い初日の出」約6万人が新年の誓い

山頂や離島を除くと日本でいちばん早く初日の出を見られる千葉県銚子市の海岸では、集まったおよそ6万人が新たな年の誓いを立てていました。

銚子市の犬吠埼は山頂や離島を除くと日本でいちばん早く初日の出を見られるとあって、海岸には去年より2000人ほど多いおよそ6万人が集まりました。

午前7時前、空が次第にオレンジ色に変わり、雲の切れ間に水平線から姿を現す太陽が見えました。

訪れた人たちは国の重要文化財の灯台とともに写真に収めたり、手を合わせて新年の誓いを立てていました。

兵庫県の男性は「心があらわれるような日の出でした。不安定な世の中ですがいい年になることを望んでいます」と話していました。

八千代市の女性は「昨年は体調を崩しがちだったのでことしは健康に気をつけて過ごしたいです」と話していました。

茨城県の男性は「毎年、ここに初日の出を見に来ます。ことしは少し赤く、力強い感じに見えました。この太陽のように1年、活気づいてほしいです」と話していました。

成田空港発「初日の出フライト」上空から初日の出楽しむ

初日の出を上空から楽しむ新春恒例のフライトが成田空港で行われました。

天候に左右されない雲の上から地上より早く初日の出を楽しめるフライトは各航空会社が毎年行っていて、このうちLCC=格安航空会社「スプリング・ジャパン」のフライトには家族連れなどおよそ120人が参加しました。

午前6時ごろに成田空港を離陸して千葉県銚子市の犬吠埼を旋回しながら上空およそ6700メートルで日の出を待ちました。

6時半ごろ、窓にオレンジ色に輝く日の出の光がさすと乗客から歓声があがり思い思いに写真を撮るなどしていました。

このあと、おせちに使う食材も入った機内食を味わいながら、静岡県の上空では窓から見える「初富士」の絶景を楽しんでいました。

東京の60代の男性は「空の上で見る初日の出は特別な優越感がありました。地上から見るのとでは違った美しさでした。年明けからいいものを見られたので、よい年にしたいです」と話していました。

また埼玉の20代の男性は「人生で最初の初日の出がきょうのフライトツアーでした。幻想的できれいで来てよかったです」と話していました。

ツアーを企画した読売旅行の貞広貴志社長は「自然の美しさを存分に味わっていただけたと思います」と話していました。

東京 明治神宮前 朝日が表参道を照らす

東京 渋谷区の明治神宮前にある神宮橋は、表参道方向から昇る初日の出を見るスポットとして明治神宮へ初詣に訪れた人たちに人気があります。

午前6時前から大勢の人が集まり、午前6時50分過ぎに朝日が昇って表参道を照らしていました。

集まった人たちは歓声を上げながらスマートフォンで撮影をしたり、手を合わせて願い事をしたりしていました。

長野 辰野町 全国市区町村で唯一「辰」の漢字が入る町では

全国の市区町村で唯一、ことしのえとの「辰(たつ)」の漢字が名前に含まれる長野県辰野町で初日の出を楽しむ催しが開かれ地元の親子連れなどが気持ちを新たにしていました。

辰野町は、全国に1700余りある市区町村の中で唯一、名前にことしのえとの「辰」という漢字が含まれています。

たつ年を迎えた1月1日は、地元の親子連れなどおよそ50人が初日の出を楽しむ催しに参加し、午前7時45分ごろ、周辺の山の上から太陽が顔をのぞかせると、拍手をしたり、たつ年にちなんだ横断幕の前で記念撮影をしたりしていました。

このあと参加者たちは近くの神社に初詣に向かい、さい銭を投げ入れ無病息災などの願いを込めて手を合わせていました。

たつ年生まれで年男にあたる71歳の男性は「初日の出がとてもきれいでした。昇り竜のようによい年になってほしいです」と話していました。

また中学2年の女子生徒は「全国の市区町村で唯一『辰』の漢字がつく自治体なので誇りに思います。ことしは受験勉強を頑張りたいです」と話していました。