西日本と東日本 元日にかけ大気不安定 落雷や突風などに注意

低気圧や前線の影響で、西日本と東日本では1月1日・元日にかけて大気の状態が非常に不安定になる見込みで、落雷や突風、局地的な非常に激しい雨などに十分な注意が必要です。

気象庁によりますと、九州付近にある前線を伴う低気圧が太平洋側を進み、31日には日本海側でも別の低気圧が発生して東へ進む見込みです。

上空の寒気と南から暖かく湿った空気の影響で、
▽西日本ではこれから1月1日・元日にかけて、
▽東日本では31日から1月1日にかけて、大気の状態が非常に不安定になる見込みです。

また、31日は全国的に風が強く、海上は波が高くしけるところもある見込みです。

気象庁は落雷や竜巻などの激しい突風、局地的な非常に激しい雨、それに「ひょう」にも十分注意するよう呼びかけています。

天気が急変するおそれがあり、急に冷たい風が強く吹いたり雷の音が聞こえたりするなど、発達した積乱雲が近づく兆しがある場合には、頑丈な建物に移動するなど安全を確保するよう心がけてください。