ペンギンが来年のえと「辰」をイメージした衣装で散歩 松江

新しい年を間近に控え、松江市のテーマパークではペンギンが来年のえとの「辰」をイメージした衣装を身につけて園内を散歩しています。

松江市にあるテーマパーク「松江フォーゲルパーク」では、毎年、年末年始に合わせて新しい年のえとをイメージした姿でペンギンが園内を散歩し、訪れた人たちを楽しませています。

30日は、飼育員が7羽のケープペンギンの首に、来年のえと「辰」の顔や鈴がついた手作りの緑色のスカーフを巻いていきました。

新年を感じさせる姿となったペンギンたちは、10分ほどかけておよそ50メートルをゆっくり散歩し、訪れた人たちは愛らしい姿を眺めたり、写真に収めたりしていました。

奈良県から帰省してきた小学生は、「ペンギンを見るのは初めてで、歩いている姿がかわいかったです」と話していました。

テーマパークによりますと、新型コロナの5類移行を受けて来園者の数は感染拡大前の水準に近づいているということです。

松江フォーゲルパーク営業企画課の山田篤課長代理は「インパクトのある辰の衣装なので、皆さんにお正月気分を味わってほしいです」と話していました。

このペンギンの散歩は、来月14日まで毎日2回ずつ行われます。