名古屋 熱田神宮で約400kgの巨大鏡餅を奉納

新年を前に、名古屋市の熱田神宮では重さおよそ400キログラムの巨大な鏡餅が奉納されました。

熱田神宮では、愛知県内の農家などが来年の五穀豊じょうと無病息災を願い毎年、鏡餅を奉納していて、ことしも東三河地方で収穫された餅米を使って重さおよそ400キログラムの鏡餅1つとおよそ70キログラムの鏡餅4つが作られました。

30日は、白いはっぴ姿にはちまきを巻いた農家の人たち200人ほどが鏡餅を木の台にのせて担ぎ、およそ200メートルある参道を通って拝殿の中に運び込みました。

熱田神宮豊年講東三河支部の海野文貴さんは「歴史ある行事に携わることができて光栄です。来年も平穏で実り豊かな年になってほしい」と話していました。

奉納された鏡餅は、来月10日に鏡開きを行って参拝者に配られるということです。