東京株式市場ことしの取り引き終了 株価終値 去年比28.2%上昇

29日の東京株式市場、株価は小幅に値下がりして、ことしの取り引きを終えました。日経平均株価の終値は3万3464円17銭と、去年の年末と比べると7369円余り、率にして28.2%値上がりし、日銀が異次元緩和策を導入した2013年以来の高い上昇率となりました。

▽日経平均株価、29日の終値は28日より75円45銭安い、3万3464円17銭
▽東証株価指数・トピックスは4.37上がって、2366.39
▽1日の出来高は、12億8510万株でした。

市場関係者は「年末を迎え、東京市場はあすから5日間の休場となることから、このところ値上がりしていた半導体関連の銘柄を売る動きなどが見られた。来年は日本を含む各国の金融政策や新NISAをめぐる動き、それにアメリカ大統領選挙の行方などに注目する1年となりそうだ」と話しています。