アパート全焼3人の遺体見つかる 高齢夫婦と息子か 北海道 伊達

29日朝、北海道伊達市でアパートが全焼し、高齢とみられる男女2人の遺体が見つかった火事で、焼け跡からさらに1人の遺体が見つかりました。火事のあと、この部屋に住む家族3人と連絡が取れていないということで、警察が身元の確認を進めています。

29日午前5時半ごろ、伊達市末永町の木造2階建てのアパートから火が出ていると消防に通報がありました。

消防車など15台が消火にあたり、火はおよそ3時間半後に消し止められましたが、3世帯が入居する木造2階建てのアパートが全焼し、火元とみられる1階の部屋から高齢とみられる男女2人の遺体が見つかり、同じ部屋からさらに1人の遺体が見つかりました。

警察によりますと、この部屋には高齢の夫婦と息子の3人が暮らしていて、火事のあと連絡が取れていないということです。

警察は遺体は連絡が取れなくなっている3人とみて確認を進めるとともに、消防と火事の原因を調べています。

そのほかのアパートの住人は全員避難して無事だったということです。

現場はJR伊達紋別駅から北東に800メートルほどの住宅街の一角です。