福岡 13年前の元警察官銃撃事件 暴力団幹部と間違えられたか

13年前、福岡県大木町で元警察官の男性が拳銃で撃たれて大けがをし、指定暴力団・道仁会の幹部ら3人が逮捕された事件で、男性は、当時、道仁会と対立抗争中だった別の暴力団の幹部と間違えられて撃たれたとみられることが分かりました。検察は28日、3人を殺人未遂の罪で起訴しました。

起訴されたのは、指定暴力団・道仁会の幹部で傘下組織組長の堤修平被告(69)と、いずれも組員の末松大輔被告(43)、松本武志被告(39)の合わせて3人です。

起訴状によりますと、3人は13年前の2010年2月、共謀のうえ、末松被告が実行役となって、大木町の住宅の車庫近くで、この家に住む当時69歳の元警察官の男性を拳銃で撃って大けがをさせたとして、殺人未遂の罪に問われています。

これまでの警察の調べで、元警察官の男性と暴力団の間にトラブルなどは確認されておらず、起訴状によりますと、3人は、当時、対立抗争中だった別の暴力団の幹部を殺害しようとして、間違えて男性を撃ったということです。

堤被告が組長を務める傘下組織は3代続けて道仁会トップを出していることが分かっていて、警察は、道仁会の組織的な関与についても捜査を進めています。