全国高校サッカー選手権が開幕 開会式で48チームが入場行進

サッカーの高校日本一を争う、全国高校サッカー選手権が28日に開幕しました。

全国高校サッカー選手権は今回で102回目で、28日午後、国立競技場で行われた開会式では、連覇をねらう岡山学芸館高校を先頭に、2チームが出場する東京を含む48チームが入場行進しました。

そして、愛知の名古屋高校のキャプテン、田中響貴選手が「僕たちの青春は順風満帆なものとは言えず、思うようにサッカーができない日々の連続でした。しかし、ここにいる誰もが諦めることなく、この日にたどりつくことができました。僕たちのサッカーが希望の光となるよう心を尽くし、精神を尽くし、思いを尽くしてプレーしたい」などと選手宣誓しました。

このあとの開幕戦では、いずれも初出場の東京B代表の早稲田実業と広島国際学院が対戦しました。

広島国際学院は、前半28分に野見明輝選手のヘディングシュートで先制し、後半にも追加点を奪って2対0で勝ち、2回戦に進みました。

大会は首都圏の9つの会場で行われ、準決勝は1月6日、決勝は1月8日に、いずれも国立競技場で行われます。