プロ野球 阪神 村上頌樹と近本光司が地元淡路島で自主トレ公開

プロ野球で日本一に輝いた阪神で、セ・リーグのMVP=最優秀選手などに選ばれた村上頌樹投手と、近本光司選手が地元、兵庫県の淡路島で自主トレーニングを公開しました。

淡路島にある南あわじ市出身の村上投手は3年目の今シーズンに一気に飛躍し、セ・リーグでは史上初めてMVPと新人王に同時に選ばれ、淡路市出身の近本選手は今シーズン、2年連続で盗塁王に輝くなど、1番バッターとしてチームをけん引し、ともに38年ぶりの日本一に大きく貢献しました。

2人は淡路島にある運動公園の屋内練習場でともに自主トレーニングをしました。

ゴム製の軽いボールを使って感覚を確かめながらネットに向かって投げる練習などをしたあと、村上投手はフォームを丁寧に確認しながらキャッチボールをしました。

また近本選手は細長い棒などを使ってゆっくりとスイングをして体の使い方を確かめていました。

28日の練習は一般の人たちにも公開され、2人は訪れた子どもたちとゲームをするなどして触れ合っていました。

村上投手は「たくさんの方が来てくれてよかった。来シーズンは連覇に貢献できるようにやっていきたい」と決意を話しました。

近本選手は「チームとしては連覇できるように一丸となってやっていく。個人としては、ケガなく1年間やっていけるように頑張りたい」と意気込みを話していました。