“年末年始を海外で” 出国ラッシュ始まる 関西空港は混雑

年末年始を海外で過ごす人たちの出国ラッシュが28日から始まり、関西空港は多くの家族連れなどで混雑しています。

空港の運営会社によりますと、今月22日から来月3日までの13日間に、関西空港から出入国する人は80万9400人で、1日の平均で新型コロナの感染拡大前の84%まで回復すると見込まれています。

国際線の出発ロビーは、午前中から大きな荷物やスーツケースを持った家族連れなどで混雑し、出国手続きに長い行列ができていました。

家族5人でグアムに行くという9歳の男の子は「初めての海外です。海で泳いだり水族館に行ったりするのが楽しみです」と話し、母親は「10年ぶりの海外旅行で、海で花火を見ながら年越しする予定です。円安が厳しいですが、子どもたちが忙しくなってくるので、今しかないと思い奮発しました」と話していました。

また、マレーシアに家族3人で行くという61歳の男性は「コロナ禍以降初めての海外旅行で、家族でゴルフをするのが楽しみです」と話し、31歳の息子は「景色も気候も日本と違うので楽しみです。親と一緒の海外旅行は最後かもと思っているので楽しんできます」と話していました。

また、会社の同僚9人で韓国に行くという男性は「辛いものは苦手ですが、現地の食事はおいしいそうなのでいっぱい食べてきます」と話していました。