来年2月の電気料金 9社で値上がり 燃料価格上昇により

大手電力10社が発表した来年2月請求分の電気料金は、火力発電の燃料となるLNG=液化天然ガスや原油の価格が上昇していることから、10社中9社で値上がりします。

発表によりますと、来年2月に請求される家庭向けで契約者の多い「規制料金」は、使用量が平均的な家庭で2024年1月と比べて
▽北海道電力が39円上がって、8311円
▽東北電力が18円上がって、7498円
▽東京電力が24円上がって、7488円
▽中部電力が49円上がって、7158円
▽北陸電力が5円上がって、6593円
▽中国電力が15円上がって、7202円
▽四国電力が13円上がって、7277円
▽九州電力が5円上がって、6136円
▽沖縄電力が44円上がって、7988円と
大手電力の10社中9社で値上がりします。

火力発電の燃料となるLNGや原油の価格が上昇したことが値上がりの主な要因です。

一方、関西電力は6146円と前の月から横ばいでした。

来年2月の都市ガス料金 大手4社すべて値上がり

また、来年2月請求分の都市ガスの料金は、原料となるLNGなどの価格が上昇していることから前の月と比べて大手4社すべてで値上がりします。

使用量が平均的な家庭では
▽東京ガスが51円上がって、5423円
▽大阪ガスが50円上がって、5972円
▽東邦ガスが49円上がって、6578円
▽西部ガスが38円上がって、6244円となります。