共産党が緊急集会 政治資金問題 徹底的に追及する方針を確認

自民党の派閥の政治資金パーティーをめぐる問題を受けて、共産党は緊急集会を開き、真相の解明に向けて徹底的に追及していくため、国会の閉会中審査の開催や安倍派幹部らの証人喚問を求めていく方針を確認しました。

緊急集会は、党所属の国会議員や労働組合の関係者、弁護士など200人余りが参加し、国会内で開かれました。

冒頭、小池書記局長は「党機関紙の『しんぶん赤旗』の報道をきっかけに、パーティー券収入の収支報告書への不記載が明らかになったが、問題はそれにとどまらず裏金事件に発展している。悪質極まりない腐敗構造で、自民党政治を終わらせる大運動を起こそう」と呼びかけました。

また出席者からは、今回の問題をきっかけに、パーティー券の購入を含め企業・団体献金を全面禁止する必要があるといった意見が出されました。

そして、真相の解明に向けて徹底的に追及していくため、国会の閉会中審査の開催や安倍派幹部らの証人喚問を求めていく方針を確認しました。