大相撲 幕内経験者 東龍が現役引退 36歳のベテラン

大相撲の幕内経験者で36歳のベテラン、東龍が25日、現役を引退しました。

玉ノ井部屋の東龍はモンゴル出身の36歳。

身長1メートル90センチを超える体格を生かした四つ相撲などが持ち味です。

平成21年の初場所で初土俵を踏み、平成25年の初場所で新十両となり、ここから2場所連続で勝ち越して、この年の夏場所で新入幕を果たしました。

一時、幕下まで陥落した時期もありましたが、平成27年の九州場所以降は幕内と十両を行き来しながらも、関取の地位を守り続けました。

しかし、西の十両14枚目で迎えた11月の九州場所は左ひざのけがのため2日目から休場し、25日に発表された1月の初場所の番付ではおよそ8年ぶりに幕下に番付を下げていました。

日本相撲協会によりますと、東龍は25日に引退届を提出し、協会も受理したということです。

東龍は27日に引退会見を行う予定です。