“野球しようぜ”大谷選手寄贈のグローブ 岐阜 羽島の小学校に

大リーグで活躍する大谷翔平選手が寄贈したグローブが25日、岐阜県羽島市の小学校に届き、児童たちに披露されました。

大谷選手は、先月、みずからのSNSで日本国内のすべての小学校に3つずつ、合わせておよそ6万個のグローブを寄贈すると明らかにし、25日、羽島市の小熊小学校にグローブが届けられました。

冬休み前の全校集会が終わったあと、教頭が135人の児童に「きょうはクリスマスに大谷翔平選手からプレゼントがあります」と告げると、大きな歓声があがりました。

そして「このグローブが、私たちの次の世代に夢を与え勇気づけるためのシンボルとなることを望んでいます。野球しようぜ」という大谷選手のメッセージが紹介されたあと、グローブが子どもたちの手に渡り、全員が触れて、その感触を確かめていました。

2年生の女子児童は「すごくうれしいです。野球をやったことはないけれど姉がソフトボールをやっていて誘われているので私もやってみたいと思います」と話していました。

また、少年野球のチームに所属しているという6年生の男子児童は「憧れの人のグローブはいい感じです。キャッチボールをしたら使いやすそうです」と話していました。

この小学校では今後、希望する子にグローブを貸し出し、休み時間などにキャッチボールを楽しんでもらうことにしています。