木瀬部屋の宇良は先月の九州場所に西の前頭筆頭として臨み、7勝7敗で迎えた千秋楽で勝って勝ち越しを決めました。
そして、25日、発表された初場所の番付で新三役となる西の小結となりました。
31歳6か月での新三役は平成以降では5番目に高い年齢での昇進です。
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大相撲初場所 宇良 小結昇進“うれしい、不思議な気持ち”
来月14日に初日を迎える大相撲初場所で新たに小結に昇進した宇良が記者会見を行い「自分はなれないと思っていたので不思議な気持ちだ」と三役に昇進した率直な思いを語りました。
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宇良は東京・両国の国技館で記者会見を行い「うれしい、本当にそれだけだ。自分はなれないと思っていたので、不思議な気持ちだ」と率直な思いを語りました。
宇良は右ひざの大けがで一時、序二段まで番付を下げたこともありましたが、およそ4年をかけて幕内に復帰していて「諦めることなく、稽古に励んだのがつながった。引退を考えた場面もあったが、けがをする前の自分を超えることができた。諦めずにきてよかった」とかみしめるように振り返っていました。
そして、初場所に向けては「できることに精いっぱい取り組むことだけに集中したい。15日間けがなく取りきって、お客さんから『元気をもらった』と言ってもらえるような相撲が目標だ」と意気込んでいました。
そして、地元の大阪への思いを聞かれると「本当に応援してくれるのがうれしい。地元の顔になれるように頑張りたい」と話していました。