フーシ派の船舶攻撃受け 日本の海運各社 紅海の航行やめる動き

イエメンの反政府勢力フーシ派が紅海を航行する船舶への攻撃を繰り返していることを受けて、日本の海運各社でも安全上の懸念があるとして、イスラエルに関係する船舶の紅海の航行を取りやめる動きが広がっています。

このうち、日本郵船と商船三井は、ヨーロッパとの間を結ぶ海上輸送のルートについて、イスラエルに関係する船舶は攻撃の対象とされる可能性があるため、紅海の航行を一時的に取りやめてアフリカの喜望峰を経由するルートに変更しました。

また、川崎汽船もイスラエルに関係する船舶は紅海の航行を一時的に回避し、アフリカの喜望峰を経由したり、北アメリカなどほかのルートへの輸送に振り分けたりする対応を取っています。

また、海運3社が共同出資し、コンテナ船事業を担う「オーシャン ネットワーク エクスプレス」も紅海の航行を取りやめ、アフリカの喜望峰を経由するルートなどに切り替えたということです。

紅海はスエズ運河につながり、アジアとヨーロッパを最短距離で結ぶ航路に位置していて、イエメンの反政府勢力フーシ派の攻撃による影響を受けたルートの変更で、海上輸送の遅れや輸送コストの上昇などが懸念されています。