ボクシング 井上尚弥が意気込み “歴史的な試合になると思う”

26日に行われるプロボクシングスーパーバンタム級の世界タイトルマッチで史上2人目となる2階級での4団体王座統一に挑む井上尚弥選手が記者会見し「歴史的な試合になると思うので、見届けてほしい」と意気込みを話しました。

WBC=世界ボクシング評議会とWBO=世界ボクシング機構のスーパーバンタム級の2団体統一チャンピオンである井上選手は、WBA=世界ボクシング協会、IBF=国際ボクシング連盟の同じ階級の2団体統一チャンピオンであるフィリピンのマーロン・タパレス選手と26日に都内で4団体王座統一戦を行います。

去年、バンタム級で4団体統一を果たし、今回の試合で史上2人目となる2階級での快挙に挑む井上選手は24日、横浜市内のホテルでタパレス選手とともに記者会見しました。

この中で井上選手は「コンディションは抜かりなく仕上げてきた。無事に試合が行えるので楽しみでいっぱいだ」と心境を話しました。

その上で「タパレスも勇敢なファイターなので、おもしろい試合になる。歴史的な試合になると思うので、2階級で4団体を統一する姿を見届けてほしい」と意気込みを示していました。

一方、フィリピンの選手で初めてとなる4団体王座統一を目指すタパレス選手は「コンディションは非常によく、準備万端だ。フィリピンにとって歴史的な勝利になるので勝てるように頑張る」と話していました。