クリスマス仕様の特別列車「DLやまぐち号」が運行 JR山口線

JR山口線を走る観光列車、「DLやまぐち号」にクリスマス仕様の新しいエンブレムをつけた特別列車が運行され、乗客や鉄道ファンなどでにぎわいました。

JR山口線の観光列車「DLやまぐち号」はディーゼル機関車がけん引する観光列車で、修理中の「SLやまぐち号」に代わって新山口駅と島根県の津和野駅の間で運行されています。

23日から運行しているクリスマス仕様の特別列車は、ことしはエンブレムのデザインが一新されていて、クリスマスリースの中に、山口市にある国宝の「瑠璃光寺五重塔」と、日本で初めてクリスマスを祝ったとされる山口市のサビエル記念聖堂がデザインされています。

クリスマスイブの24日、JR新山口駅のホームでは乗客や鉄道ファンなどおよそ100人が特別列車のエンブレムを背景に記念撮影などを行い、午前10時50分に出発すると、訪れた人たちが旗を振って列車を見送りました。

家族連れで乗車する、大分県豊後高田市の40代の男性は「毎年楽しみにしています。山口から津和野の豊かな自然を見るのが大好きです」と話していました。