石川 輪島 倒木で道路ふさがれ 2地区10世帯が孤立状態続く

記録的な大雪となった石川県輪島市では、雪による倒木で道路がふさがれたため、25日午前11時の時点でも、山あいの2つの地区の10世帯で孤立状態が続いています。除雪や倒木の撤去などを行い、25日中に復旧する見通しだということです。

今回の大雪で、輪島市では1929年の統計開始以来、12月としては最も多い60センチの積雪を観測し、市によりますと、各地で雪の重みによって倒れた木が道路をふさぎました。

こうした影響で、これまでに、のべ19地区の合わせて205世帯が孤立状態となりましたが、24日夜までに多くが解消され、25日午前11時の時点で孤立状態が続いているのは2つの地区の10世帯だということです。

地区の住民とは連絡が取れる状態で、今のところ健康状態の不調などを訴える住民もいないということです。

市によりますと、25日朝8時ごろから除雪や倒木の撤去などの作業を行っていて、25日中に復旧する見通しだということです。

また、北陸電力送配電によりますと、午前11時半の時点で輪島市などを中心におよそ60戸が停電しています。

停電は、25日中におおむね復旧する見通しだということです。