全国高校駅伝 24日行われるのを前に開会式

高校生ランナーが冬の京都でたすきをつなぐ全国高校駅伝が、24日行われるのを前に開会式が行われました。

長野東のキャプテン・名和夏乃子選手が力強く宣誓

全国高校駅伝の開会式は、23日午後3時から京都市体育館で行われ、出場選手や監督が参加しました。

出場校が順番に紹介されたあと、去年、男子で優勝した岡山の倉敷高校と女子で初優勝した長野東高校の選手たちが優勝旗とトロフィーを返還しました。

そして、長野東のキャプテン、名和夏乃子選手が「支えてくださるすべての方々への感謝の思いを胸に寒さを吹き飛ばす熱い走りで都大路を駆け抜けることを誓います」などと力強く宣誓しました。

全国高校駅伝は24日、京都市右京区の「たけびしスタジアム京都」をスタートとフィニッシュに行われ男子は各都道府県の予選を勝ち抜いた47校が出場し、35回の記念大会となる女子は11の地区代表を含む58校が出場します。

ことしの大会は、男子が予選のタイムが全国トップだった長野の佐久長聖高校や去年、2時間1分10秒の大会新記録で優勝した倉敷が優勝争いの中心です。

また女子は、直近6大会で3回優勝している宮城の仙台育英高校や予選のタイムが全国トップだった鹿児島の神村学園、地元京都の立命館宇治高校などで優勝を争うと見られています。