年末年始の特別警戒 警視総監が新宿 歌舞伎町を視察

年末年始を控え、増加が懸念される街頭犯罪の防止に向けて警視庁は繁華街などで特別警戒を行っていて、一斉警戒日の22日、小島裕史警視総監が新宿 歌舞伎町を視察しました。

年末年始の慌ただしさを背景にした犯罪や事故を未然に防ごうと、警視庁は今月15日から来月3日までの20日間、延べ20万9000人を動員して特別警戒を実施します。

一斉警戒日の22日は午後5時ごろから、小島警視総監が新宿 歌舞伎町を視察し、都内最大規模の「歌舞伎町交番」で対応にあたっている警察官に対し街頭犯罪への警戒の徹底を指示しました。

このあと警察官のほか、地域の防犯団体やボランティアなど100人とともに、「トー横」の周辺やセントラルロードなどの状況を歩きながら確認していました。

新型コロナの5類移行後、初めて迎えるこの年末年始は多くの人出が予想され、警視庁は悪質なスカウトや客引き、ホストクラブの売掛金を原因とする街頭犯罪の増加も懸念されるとして、警戒を強めることにしています。