“大谷選手のパワー感じる” 寄贈グローブが母校に到着

岩手県奥州市出身で、大リーグ、ドジャースの大谷翔平選手が日本国内の小学校に対してグローブを寄贈することを明らかにし、22日、大谷選手の母校の奥州市立姉体小学校にグローブが到着し児童にお披露目されました。

大谷選手は11月、自身のインスタグラムで日本国内にあるおよそ2万校すべての小学校に3つずつ、合わせておよそ6万個のグローブを寄贈することを明らかにしていました。

22日は、大谷選手の母校、奥州市立姉体小学校で2学期の終業式の後に松本圭 校長が全校児童250人を前に大谷選手から届いた右利き用が2つ、左利き用が1つの合わせて3つのグローブをお披露目しました。

そして「このグローブが、私たちの次の世代に夢を与え、勇気づけるためのシンボルとなることを望んでいます。野球しようぜ」という大谷選手からのメッセージを紹介しました。

姉体小学校の代表の児童3人はさっそくグローブをはめてキャッチボールを行っていました。

キャッチボールをした6年生は「グローブにボールが吸い込まれて大谷選手のパワーを感じました。大谷選手から届いたグローブを使って、野球を始める人が増えてほしいです」と話していました。

小学校では全校児童がグローブに触れる機会をつくった後に活用方法を検討していくことにしています。

姉体小学校の松本圭 校長は「本当に大きなクリスマスプレゼントになりました。大谷選手の活躍が子どもたちに元気と希望を与えてくれているので今後も応援していきたいです」と話していました。