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三菱UFJ 亀澤社長 “生成AI 業務での活用積極的に進める”

三菱UFJフィナンシャル・グループの亀澤宏規社長がNHKのインタビューに応じ、世界的に導入が進む生成AIについて「来年は生成AIの本格的な始まりの年になる」と述べ、業務での活用を積極的に進める考えを示しました。

この中で亀澤社長は、「来年は生成AIの本格的な始まりの年になる。サービスの使用料が非常に安くなり、間違いが多いという点も格段に減るだろう。生成AIがいろいろなビジネスの中に入り込む世界が来るのでそれを使わない手はない」と述べ、業務での活用を積極的に進める考えを示しました。

生成AIをめぐって傘下の三菱UFJ銀行では、11月から「ChatGPT」を業務に導入し、実際にりんぎ書の作成などに活用しています。

この銀行では、幅広い業務に生成AIを活用することで行員の労働時間を大きく削減できると考えています。

亀澤社長は「削減した時間をもっとお客さまのところに通うことやお話をする時間に使っていく形になる」と述べたうえで、「知らず知らずのうちに考え方が誘導される可能性もあるのでそれも含めて見ていきたい」と述べ、生成AIを活用するにはそのリスクを理解することも重要だと指摘しました。

一方、亀澤社長は、銀行ビジネスに大きな影響を及ぼす日銀の金融政策について、「来年前半のどこかのタイミングで正常化が始まるのだろうと思っているが、来年1月にあってもおかしくはない。ある程度、早めにそのメッセージを出すのがよいのではないか」と述べました。

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