ハガキで「ごめんなさい」コンクール選考会 大賞など決定 高知

高知県南国市の「後免」(ごめん)という地名にちなんで、相手に伝えられなかった「ごめんなさい」の気持ちをつづったハガキの選考会が開かれ、ことしの大賞などが決まりました。

コンクールは、南国市の住民などでつくる実行委員会が「後免」の地名を生かして地域を盛り上げようと毎年、開いています。

20回目となることしは全国から1688通の応募が寄せられ、20日は31人の審査員が事前の選考を通過した304通を審査しました。

その結果、天国の祖母に向けて51年前の出来事を謝りたい気持ちをつづった作品が大賞に選ばれました。

当時、中学生だった男性は、体育祭にお弁当を届けに来てくれた祖母を恥ずかしい気持ちから追い返してしまったことについてはがきの中で「ばあちゃん、本当にごめんなさい」とつづりました。

また、このコンクールの設立を提案したとされる、やなせたかしさんの名を冠した特別賞の「やなせたかし賞」には、真っ黒な服装の先生に対し不審者扱いしてしまったことを謝るとともに、日頃の感謝をつづった作品が選ばれました。

実行委員会の徳久衛 副委員長は「あの時言っておけばよかった『ごめんなさい』をハガキにしたためることで、胸のつかえが下りて素直な気持ちになれると思います。やなせたかし先生のドラマと合わせて、このコンクールをさらに盛り上げていきたいです」と話していました。