自民国対委員長に浜田前防衛相 岸田首相が起用の意向固める

岸田総理大臣は、自民党安倍派の政治資金パーティーをめぐる問題を受けて辞表を提出した安倍派の高木国会対策委員長の後任に、無派閥の浜田靖一前防衛大臣を起用する意向を固めました。

浜田氏は衆議院千葉12区選出の当選10回で、68歳。

自民党では派閥に所属せず活動しています。

父親の浜田幸一元衆議院議員の秘書などを経て、1993年の衆議院選挙で初当選しました。

これまでに防衛大臣を2回務めたほか、党の国会対策委員長などを歴任しました。

岸田総理大臣としては、与野党に幅広い人脈があり、無派閥で政治資金パーティーをめぐる問題に関与していない浜田氏を起用することで、体制の立て直しを図るねらいがあるものとみられます。