社会

オーバードーズ 市販薬の適正販売周知するよう通知 厚労省

市販薬の過剰摂取・オーバードーズが若者の間で深刻な問題となっていることから厚生労働省は、19日、乱用のおそれのある医薬品の適正な販売を薬局やドラッグストアなどに周知するよう都道府県などに通知しました。

かぜ薬やせき止めなどの市販薬をめぐっては、決められた量や回数を超えて大量に使用する過剰摂取・オーバードーズが問題となっていて、若者が救急搬送されるケースが相次いでいます。

こうしたことから、厚生労働省は19日、乱用のおそれのある医薬品の適正な販売を薬局やドラッグストアなどに周知するよう都道府県などに通知しました。

通知では、若者に薬を販売する際には薬剤師などが購入目的を十分に確認することが適切だとしていて、依存が疑われる人には副作用のリスクを伝えるなど情報の提供や確認を行うこととしています。

また、乱用をやめられないと悩む人から薬局などに相談が寄せられた場合は、都道府県や精神保健福祉センターなどに設けられている相談窓口を案内することを求めています。

このほか、乱用をやめようとしてもやめられない事例を薬剤師などが把握した場合は、薬物依存の疑いがあるケースとして厚生労働省の外郭団体に報告するよう求めています。

厚生労働省は「市販薬の乱用は副作用もあり、若い人の健康被害はあってはならないことだ。軽い気持ちで乱用してしまう人もいると聞くので困った時はまずは薬剤師に相談してほしい」としています。

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