来年1月の冬のユースオリンピック 出場選手63人を発表

来年1月に韓国で開かれる冬のユースオリンピックに出場する選手が発表され、フィギュアスケート、女子シングルの15歳、島田麻央選手など63人が出場することになりました。

ユースオリンピックは15歳から18歳までのアスリートの育成を目的に行われる国際大会で、冬は4回目となる大会が、来年1月に韓国のカンウォン(江原)道で開かれます。

JOC=日本オリンピック委員会は18日、大会に出場する選手63人を発表し、開会式の旗手はカーリングの藤井海斗選手とスキージャンプの佐藤柚月選手が務めることになりました。

また、フィギュアスケートには、ともにことしのグランプリファイナルのジュニア部門で優勝した女子シングルの島田選手と、男子シングルの中田璃士選手が出場します。

島田選手は日本の女子選手ではシニアも含めて初めて1つのプログラムでトリプルアクセルと4回転トーループを決めるなどジャンプの成長が著しく、ユースオリンピックでも金メダル獲得の期待がかかります。

このほか、スピードスケートには女子500メートルで中学生で39秒台の記録をマークした笹渕和花選手や、女子1500メートルでインターハイを1年生で制した小島楓選手などが出場します。

そして、スノーボード女子スロープスタイルとビッグエアには、北京オリンピック銅メダリストの村瀬心椛選手の妹で、両種目でジュニアの世界選手権を制した経験のある由徠選手が出場します。

さらに、アイスホッケー女子は中学生を中心とした18人の選手が大会連覇を目指します。

ユースオリンピックは来月19日に開幕し、2月1日までの14日間の日程で行われます。