18日午後0時20分ごろ、京都市伏見区にある民間のヘリポート「JPD京都ヘリポート」で、ホバリング中のヘリコプターが3メートルほどの高さから落下したと消防に通報がありました。
警察によりますと、この事故で、操縦していた20代の男性と、同乗していた30代の男性の2人が首の痛みを訴えて病院に搬送されましたが、けがはなかったということです。
ヘリポートのホームページによりますと「JPD京都ヘリポート」は外国人観光客の誘致や災害対応、それに、パイロットの育成などのため2014年に開設され、事業として
▽ヘリの操縦に必要なライセンス取得のための訓練や
▽京都市中心部の遊覧飛行などを行っているということです。
ヘリポートによりますと、ヘリコプターには午前11時すぎから教官と訓練生の2人が乗って訓練生が操縦の訓練をしていて、機体の後ろの回転翼が地面に接触したということです。
機体は回転翼のある部分が破損しましたが、巻き込まれた人などはいなかったということです。
警察は事故の状況を詳しく調べています。
ヘリコプターが訓練中に落下 けが人なし 京都 伏見区
18日正午すぎ、京都市伏見区にある民間のヘリポートで、ヘリコプターが3メートルほどの高さから落下し、乗っていた2人が病院に搬送されました。警察によりますと、2人にけがはなかったということです。ヘリコプターは操縦訓練中だったということで、警察が事故の状況を詳しく調べています。
「JPD京都ヘリポート」とは
事故が起きた「JPD京都ヘリポート」は京都市伏見区の宇治川沿いにある民間ヘリポートで、ホームページによりますと、大型トラックや観光バスの駐車場だった場所を整備して、2014年に開設されたということです。
ヘリの駐機場のほか、格納庫なども整備されていて、ヘリの操縦に必要なライセンスを取得するための訓練のほか、京都市中心部の遊覧飛行などの事業を行っているということです。
設立の目的として、外国人観光客の誘致や災害対応、それに、パイロットの育成などを掲げています。
敷地面積は2241平方メートルで、営業時間は午前9時から午後6時までとなっています。