株価 一時400円以上値下がり 日銀の決定会合へ関心高まる

週明けの18日の東京株式市場、日経平均株価は、一時400円以上値下がりしました。

▽日経平均株価、18日の終値は先週末の終値より211円57銭安い、3万2758円98銭
▽東証株価指数=トピックスは15.42下がって、2316.86
▽1日の出来高は15億7310万株でした。

18日の東京株式市場は、日銀の金融政策決定会合の結果に対する思惑に左右されました。

午前中は、決定会合の結果によっては外国為替市場で円高が進むとの警戒感から、輸出関連などの幅広い銘柄に売り注文が出て、日経平均株価は、一時400円以上値下がりしました。

しかし、午後に入ると値下がりした銘柄をいくぶん買い戻す動きが入り、下げ幅を縮めました。

19日まで行われる決定会合では、日銀がいまの金融政策の柱となる、マイナス金利政策と長短金利操作=イールドカーブコントロールのいわゆる出口戦略について、植田総裁の記者会見も含めて、どのような考え方を示すのかに市場の関心が集まっています。