尖閣沖 領海侵入の中国海警局の船4隻 いずれも領海出る

18日午後、沖縄県の尖閣諸島の沖合で相次いで日本の領海に侵入した中国海警局の船4隻は最大でおよそ2時間航行し、午後6時ごろまでにいずれも領海を出ました。海上保安本部は、再び領海に入らないよう警告と監視を続けています。

第11管区海上保安本部によりますと、日本の領海のすぐ外側にある接続水域を航行していた中国海警局の船4隻が、尖閣諸島の魚釣島の沖合で18日午後4時ごろから4時17分ごろにかけて相次いで領海に侵入しました。

4隻は最大でおよそ2時間航行し、午後6時ごろまでにいずれも領海を出ました。

海上保安本部は、再び領海に入らないよう警告と監視を続けています。

尖閣諸島の沖合で中国海警局の船が日本の領海に侵入するのが確認されたのは今月9日以来で、ことしに入って34件目です。