日タイ首脳“電気自動車で日本メーカー後押し”対話枠組み検討

岸田総理大臣は、日本を訪れているタイのセター首相と会談し、タイで電気自動車などの生産や販売を行う日本のメーカーを後押しするため、対話の枠組みの設置を検討することで合意しました。

会談は、日本とASEAN=東南アジア諸国連合の特別首脳会議にあわせて、17日午後、総理大臣官邸で行われました。

この中で岸田総理大臣が、タイで電気自動車などの生産や販売を行う日本のメーカーへの協力を求めたのに対し、セター首相も活動を後押しする考えを示し、両首脳は対話の枠組みの設置を検討することで合意しました。

また、セター首相は、両国の投資をさらに活発化するため、ビジネス目的で短期間、タイを訪れる日本人に対し、ビザを免除する措置を決定したことを伝えました。

外務省によりますと、ビザの免除措置は来月から行われ、ビジネス目的で30日以内でタイを訪れる日本人が対象になるということです。