バレーボール 全日本選手権 女子はNECが連覇

バレーボールの日本一を決める全日本選手権は17日に決勝が行われ、女子はNECが大会連覇を果たしました。

全日本選手権の決勝は東京 渋谷区の東京体育館で行われ、女子は連覇がかかるNECと2大会ぶりの優勝を目指す久光が対戦しました。

NECは第1セット、日本代表の中心選手、古賀紗理那選手の強烈なスパイクや絶妙なサービスエースで終始、優位に進め、25対17でとりました。

第2セットは相手の高さをいかした攻撃やブロックに苦しみ、21対25で落としましたが、第3セットではパワーのあるドルーズ・ダニエル選手とアチャラポーン・コンヨット選手の2人の外国人選手にボールを集めて得点を重ね、25対19でとりました。

そして、第4セットも終盤に古賀選手が連続でスパイクを決めるなどして25対18でとり、一人ひとりの選手が攻守で役割を果たしたNECがセットカウント3対1で勝ちました。

大会は2007年から今の形式になり、NECは初優勝した去年に続く連覇達成です。

古賀選手は「本当に最高だ。攻撃の面でしっかり貢献できればと思っていたのでそれができてよかった。この結果をリーグ戦にもつなげていきたい」と話していました。