大谷翔平 「オールMLBチーム」 投打2部門で選出 3年連続

大リーグでファン投票などで選ばれる今シーズンの「オールMLBチーム」が発表され、大谷翔平選手が先発投手と指名打者の2部門で選ばれました。大谷選手が投打2部門で選出されるのは3年連続ですが、ともに投票上位のファーストチームに入ったのは初めてです。

「オールMLBチーム」は大リーグ機構が2019年に創設した賞で、両リーグを通じて各ポジションで活躍した選手をファンやメディアなどによる投票で選びます。

ことしの受賞者が16日、発表され、大谷選手は指名打者と先発投手の2部門で投票上位のファーストチームに選ばれました。

ファーストチームの野手部門は各ポジションで投票トップの選手が選ばれ、先発投手部門は投票の上位5人が選ばれます。

大谷選手が投打2部門で選出されるのは3年連続ですが、おととしは指名打者でファーストチーム、先発投手でセカンドチームに選出され、去年は先発投手でファーストチーム、指名打者でセカンドチームに選ばれていたため、投打ともにファーストチームに入ったのはことしが初めてです。

今シーズンの大谷選手はエンジェルスでホームラン44本を打ってホームラン王を獲得し、ピッチャーとしても10勝をあげて、大リーグ史上初めて2年連続で「ふた桁勝利、ふた桁ホームラン」を達成しました。

また、来シーズン、大谷選手がドジャースでともに打線を組むベッツ選手とフリーマン選手もファーストチームに選ばれました。

一方、大リーグ1年目で12勝をあげ、先発投手部門で最終候補に入っていたメッツの千賀滉大投手は選出されませんでした。