社民党の前党首 又市征治氏 お別れの会

社民党の前の党首で、ことし9月に亡くなった又市征治氏のお別れの会が東京都内で開かれ、生前、親交があった関係者が故人をしのびました。

ことし9月に79歳で亡くなった又市征治氏は2018年から2年間、社民党の党首を務め、立憲民主党との合流協議に取り組み、一部の社民党の国会議員や地方組織が合流する道筋をつけました。

又市氏のお別れの会は16日午後、東京都内のホテルで開かれ、立憲民主党の泉代表や公明党の山口代表ら、生前、親交があった国会議員や労働組合の関係者などおよそ200人が出席しました。

泉氏は弔辞で「又市氏は野党共闘の要石だった。私たちはこれからも平和と民主主義、働く者の生活と権利を守るその遺志を受け継いでいく」と述べました。

また同じく社民党の党首を務めた、村山元総理大臣は弔電で「多くの仲間が『又さん』と親愛の情を寄せ、慕っていた。舌ぽう鋭い又市節を聞かせてほしかったが、本当に残念でならない。ご冥福をお祈りする」と思い出を振り返りました。

このあと出席者が献花し、故人をしのびました。