覚醒剤約24キロ 米から成田空港に密輸か 米国籍の2人起訴

アメリカ国籍の2人が覚醒剤合わせておよそ24キロ、末端の密売価格にして15億円相当をアメリカから成田空港に密輸したとして、覚醒剤取締法違反などの罪で起訴されました。1人は容疑を否認し、もう1人は黙秘しているということです。

起訴されたのはいずれもアメリカ国籍の、アイザック・ルイズ・クインタナ被告(26)と、ルイス・エンジェル・ガルシア被告(21)の2人です。

税関や検察などによりますと、2人は先月25日、覚醒剤をそれぞれ12キロ、合わせておよそ24キロをアメリカから成田空港に密輸したとして覚醒剤取締法違反などの罪に問われています。

覚醒剤は、手荷物の4つのスーツケースに小分けにされていて、空港の検査で見つかりました。

末端の密売価格にして合わせておよそ15億円相当だということです。

警察によりますと、これまでの調べに対しクインタナ被告は「スーツケースに覚醒剤が入っているとは知らなかった」と容疑を否認し、ガルシア被告は黙秘しているということです。