イベントは、偽情報や誤った情報を見分けるファクトチェックに関わる活動を行っている慶応大学の学生のグループが、杉並区の「佼成学園高等学校」で開き、生徒およそ40人が参加しました。
イベントでは、生徒たちが、グループが制作したスマートフォンでできる謎解きゲームに挑戦しました。
ゲームは架空のニュース記事やYouTubeの動画、Xの投稿などに含まれるフェイク情報を見つけると、こうした情報を作った謎の人物にたどりつくようになっています。
ファクトチェックをゲーム通じて学ぶイベント 東京
SNSなどで広がりやすい偽情報や誤った情報をどう見分けるか、ゲームを通じてファクトチェックについて学ぶイベントが東京 杉並区の高校で開かれました。
生徒たちはスマートフォンを片手に、検索して正しい情報を探したり、地図アプリを使って動画が撮影された場所を突き止めたりして、情報の真偽を確かめていました。
そして、ゲームの後は大学生が情報を見分けるポイントを解説し、SNSなどの情報はまず疑うという意識を持ってほしいと呼びかけていました。
参加した男子生徒は「どんどんのめり込みました。スマホも使いながら実践的に学べてよかったです」と話していました。
ゲームを開発した学生グループ「ClassroomAdventure」の今井善太郎共同代表は「楽しさを大切にメディアリテラシーの大事さを伝えていきたい」と話していました。