国宝 松本城で新年に向けて大きな門松の飾りつけ

ことしも残すところ2週間余りとなり、長野県松本市の国宝 松本城では、新年に向けて大きな門松の飾りつけが行われました。

松本市の国宝 松本城では、毎年この時期、本丸庭園の入り口の「黒門」と城の東側にある「太鼓門」に大きな門松を飾って、新年を迎える準備をしています。

「黒門」で作業していた造園業者は、大きいもので長さ3.5メートルある竹を3本1束にして立てたあと、竹の向きを調整しながら土のうを敷き詰めて固定させました。

そして、竹の後ろに松を立てたり、根元に杉を敷き詰めたりして全体を整え、縁起がよいとされる南天や梅を飾って、華やかな正月の装いに仕上げていました。

松本市松本城管理課の百瀬功三課長は「ことしは新型コロナの5類移行で多くの人が来ました。来年も、国内外から多くの人に訪れてほしいです」と話していました。

松本城の本丸庭園は、正月三が日の午前10時から午後3時半まで、無料開放されるということです。