長時間労働などの悩みに応じる 全国一斉の無料電話相談 連合

さまざまな業界で人手不足が深刻化する中、長時間労働などの悩みに無料で応じる電話相談が全国一斉に行われています。

電話相談は労働団体の連合が行っていて東京 港区の事務所では7人の担当者が対応にあたっています。

13日は午前10時の開始とともに電話が鳴り、「残業時間が月に100時間を超えて体調の悪化が不安だ」といった声や「残業が多いが賃金が未払いとなっていて、どうしたらいいか分からない」といった相談が寄せられていました。

連合によりますと、コロナ禍からの経済活動の再開などでさまざまな業界で人手不足が深刻化していて、特に長時間労働や過重労働の相談が増えているということです。

担当者は相談者に対して、手帳への記入やSNSでの家族への連絡などで毎日の出退勤の時間を記録しておくことが大切だなどとアドバイスしていました。

連合東京の斉藤千秋会長は「飲食業などさまざまな業界で慢性的な人手不足になって職場が回っておらず、過重労働の対策が必要になっている。年末年始で忙しくなっている職場もあると思うが、一人で悩まずに相談してほしい」と話していました。

電話相談は13日と14日の2日間、午前10時から午後6時まで
フリーダイヤル0120-154-052で受け付けています。

メールや通信アプリのLINEでの相談にも応じています。