「E3」終了を発表 ゲーム業界の世界最大級の見本市

アメリカで20年以上にわたって開催されてきた、ゲーム業界の世界最大級の見本市「E3」が終了することになりました。

各国のゲーム関連企業でつくるESA=エンターテインメントソフトウエア協会は12日、公式サイトや旧ツイッターのXでゲーム見本市の「E3」を終了すると発表しました。

E3は、ゲーム関連企業が新作を発表する世界最大級の見本市で、アメリカのロサンゼルスなどで20年以上にわたって開かれ、ソニーや任天堂をはじめ世界各国の企業が毎年出展してきました。

新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、2020年は中止を余儀なくされ、2021年はオンラインで開催しました。

一方、自社のイベントや独自の情報発信に力を入れる企業の間でE3への出展を見送る動きが広がったことなどから、去年とことしは開催されず、開催の意義が薄れていたと指摘されていました。