約2000億円で「日本風力開発」を買収へ インフロニアHD

洋上風力発電をめぐって、秋本真利衆議院議員が受託収賄などの罪で起訴された事件で贈賄側が社長を務めていた「日本風力開発」について、東京の大手建設会社の持ち株会社が買収すると発表しました。

買収を発表したのは、東京の大手建設会社「前田建設工業」の持ち株会社「インフロニア・ホールディングス」です。

東京の風力発電会社「日本風力開発」の開発や保守の技術を取り込むとして、アメリカの投資ファンドからすべての株式をおよそ2000億円で取得するとしています。

「インフロニア・ホールディングス」の岐部一誠社長は記者会見で、「検討にあたり専門家によるガバナンスの調査を実施し、買収を判断した。再生可能エネルギーの高い技術を持つグループ会社として相乗効果を期待したい」と述べました。